薬王堂気まぐれ通信使№789 2018-8-19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
広島プリンスホテル
19日の朝、宮島に行くことにします。
出発は広島プリンスホテルから出る高速艇に乗りました。
宮島までの所要時間は約25分、休日朝の一番8時31分発で出港しました。
瀬戸内海の島々を見ながらゆっくりと乗船するのもいいですね。
波静か・・定刻通りに宮島桟橋に到着しました。
後方の山は博奕尾根、左に下ると包ケ浦、右に下ると本殿のある紅葉谷
さぁ~て、ここから観光客の通らない山道を歩くことにしましょう!
目的地は弥山に通じるロープウエイ搭乗口までの約1,5キロのコースです。
ゆっくりと植物を観察しながら歩きました。
鹿が多い!こんなところを一人で歩く自分、馬鹿にされているようです。
確認できる植物は図↑にまとめてみました。
このほかにもいろいろな植物がありましたが名前を概略載せてみます。
塔の岡と呼ばれた地区、昔、ここらをスケッチしたことがあります。
緩い坂道をゆっくりと散策しながら登ること約1時間半、ロープウエイ入り口に到着します。
途中、島の裏手にある包ケ浦に通じる脇道がありました。
ここを登ると博奕尾(ばくちお)という尾根を経由して包ケ浦に通ずる古道です。
博奕尾根に至る山道
1555年10月1日未明、包ケ浦に上陸した毛利勢は博奕尾を通り宮島本殿周辺に陣取っていた陶晴賢の一軍に奇襲攻撃を仕掛けます。
世にいう厳島合戦は、この山道を通って毛利勢が陶軍を襲ったことに始まったとされています。
伝記によると奇襲を受けた陶軍は狼狽し多くの犠牲者を出して壊滅したとのことです。
そんな古事を所々にある説明版で確認しながら復路を高速艇桟橋まで引き返しました。
昼前出発の高速艇に乗船しプリンスホテルまで帰りました。
と、ここで話が終わってもいいのですが私の気持ちは再度、瀬戸内海に・・・
海流のある深い場所に釣り糸を垂れてみることにしました。
森進一の演歌を聴きながらのんびりと時間を過ごしました。
サバが釣れたようです。
そのほかにも晩のおかず用にと雑魚を釣りあげます。
日曜日の夜はサバとアジを刺身、次の日は味噌煮と〆鯖にしたことを報告をして終わりとしましょう!